理由 |
2012/09/01(Sat)
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ドラマを見ていると、人を好きになるのに理由なんてない というセリフがよく出てきます。
そうでしょうか? 人は理由もなく誰かを好きになったりするのでしょうか? 始まりは突然で、気付いたら好きになっていたという場合、やっぱり理由はないのでしょうね。 でも、心は言葉では言い表せない何かを感じたから好きになったのですよね。 理由がないのではなく、理由は言えないのです。 人を愛するという気持ちは言葉を超えているのです。 他にも言葉を超えているものってありますよね。 例えば悲しみ。 大切な人をなくした時の悲しさは、言葉では表せませんね。 例えば感動。 美しい映像を見たり、音楽を聞いたり、おいしいものを食べたりして、感動したとき、 言葉で表せない幸せな気持ちでいっぱいになりますね。 でも、言葉で言い表せなくて当然ですね。 だって、言葉は心より後にやってきたのですから。 人は生まれた時から心を持っています。 泣くこと、笑うこと、感じること、それは言葉を持っていなくてもできます。 心の動きはたくさんありますね。 愛する心、思い遣る心、労わる心・・・など。 でも、この心の動きは初めから持ってはいませんね。 つまり成長した心ですね。 では、どうしたら心は成長するのでしょうか? 西洋占星術でホロスコープを作ると、星と星とのかかわり、つまりアスペクトですね、 それが調和的なものと不調和なものがあります。 調和的なもの(調和座相と言います)・・それは星同士が良い所を引き出しあいます。 だから人生がスムーズになるんですね。 そして不調和座相‥それは星同士が悪い面を引き出しあいます。 ですから人生に困難や試練を与えます。 調和座相が良くて、不調和座相は悪いのでしょうか? いいえ、私はそうは考えません。 不調和座相はその人の人生に与えられた課題だと思うのです。 不調和座相がたくさんある人ほど、成長の機会がたくさんあるのです。 困難や試練を乗り越えることで、心は成長するのです。 辛いことを経験すれば、我慢強くなります。 悲しい経験をすれば、人の痛みのわかる人になります。 では、調和座相の人は成長しないのでしょうか? いいえ、幸せな経験も、心を成長させるのです。 幸せだと、気持ちがおおらかになって、周りの人にやさしくなりますよね。 幸せだと、今までの人生があったから今の幸せがあると分かり、 今までの辛かったことや、苦しかったことなどいろいろなことが許せます。 私たちはいろいろな人生を歩みながら、心を成長させているのですね。 そう思うと、今がどんな状況でも、感謝したくなります。 スポンサーサイト
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