雨の日に思うこと |
2011/06/30(Thu)
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子供の頃から、ザーザーという雨の音が好きです。
家の中でやさしい雨音を聞いていると気持ちが落ち着きます。 そして、そんな日は本を読んで過ごします。 子供達が小さい頃、雨の日は外で遊べないので、絵本を読み聞かせすることがよくありました。 子供に読んであげる本でも、大人が読んで感動することってありますよね。 子供達に読んであげながら、最後に涙が出てしまった本は、「100万回生きたねこ」という本です。 王様の猫だったり、泥棒の猫だったり、100万回も生まれ変わっていきます。 ねこが死ぬと飼い主は泣くのですが、このねこは一度も泣きませんでした。 あるとき、このねこは白い猫と結婚します。子供をもうけ、年老いて、白い猫が亡くなります。 今まで一度も泣いたことがなかったこのねこが、その時初めて泣くのです。 100万回泣き続け、そしてとうとうこのねこも亡くなります。 そしてもう2度と生まれ変わらなかったというお話です。 愛するということはどんなに人生を充実させるかということが伝わってきます。 愛するということはどんな人生にも変えがたいものなのですね。 文章の数が少ない絵本でも、伝えることの意味の深さはすごいですね。 愛を知った人生と愛を知らない人生。 必ずしも相思相愛になるとは限りません。 失恋したことがない人はいませんよね。 初恋は結ばれないっていいますから。 失恋すると、あの時ああしていればとか、あの時こう言ったからなどと悔やみます。 失恋は辛くて苦しいですね。愛を失うくらい心が痛い事はありませんね。 別れは必然なんです。その人とはご縁がないのです。 人は失恋しながら、成長し、だんだん恋も上手になって、運命の人に出会っていくのでしょう。 もし、その人が運命の人なら、二人がお互いに成長したあかつきにまた出会うでしょう。 運命はあなたにふさわしい人をあなたに与えてくれます。 運命の人は必ずいるのです。 出会えたときにピンと来るように、心を澄ませていましょうね。 すべての愛にエールを贈ります。 雨の日に童心に返って絵本を読むのもいいかもしれませんね。 スポンサーサイト
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